優先座席の優先基準
最近電車の中で面白い話を聞いた。
その時私は、優先座席に座っていた。
70歳代とおぼしき男性が2人、優先座席に座りに来た。
そして、その2人の酔っ払った男性は、次のように言いだした。
「ここは優先座席」
「わしらは座ってええねん」
「しかし、何歳から年寄りというのか?」
「80歳の人が来たら、わしらは代らんといかんのか?」
とまあ、こんな会話をしだした。
確かにこれは面白い話だ。
電車の優先座席。
掲示がされていて、お年寄り、妊婦、体に障害がある人、子供連れなどなど、その優先基準が書かれている。
でも、はっきりとした根拠は示されていない。
年寄りって何歳ぐらいから。
子供連れって、どのぐらいの子供。
などなど、あいまいだ。
若い奴があつかましく座っている時もある。
そして、たまたま座っていて、優先基準にあたる人が来ても、変わるタイミングを失い、気まずい雰囲気で座ってる場合もある。
この優先座席。
使い方マニュアルのようなものはないのか。
少なくとも、老人に関しては、歳ではない。
一時間立って居られるなら、優先座席は必要ない。
要は必要性の問題だ。
いっそのこと、必要性のある人が誰でも使えるとし。
そしてその必要性の優先順序をちゃんと書いておいては?